ゆりやんレトリィバァの英語力は、机上の学習だけではなく、幼少期からの洋画・洋楽への憧れと、独学で身につけたネイティブ特有のイントネーション模倣からスタートしています。関西大学時代に培った基礎英語力に加え、映画のワンシーンを完コピするシャドーイングを繰り返すことで、自然なリスニング力と発音を習得しました。
欧米のコメディファンや批評家が彼女のネタを高く評価する理由は、以下の3点に集約されます。
- メタフィジカルな沈黙の支配:言葉をまくしたてるのではなく、表情や間(ま)で観客の緊張と緩和をコントロールする高度なスキル。
- 自虐に頼らない堂々たる身体性:日本の伝統的な「太っていることを卑下する笑い」ではなく、自身の身体をポップかつパワフルなアートとして提示するスタンス。
- 不条理(アブサード)な世界観:急に流暢な英語からナンセンスな日本語に切り替わるなど、ステレオタイプを逆手に取った知的なボケ。
米国のSNSやコメディ専門メディアでは、「言葉が通じなくても視覚とリズムだけで爆笑を生み出せる稀有なパフォーマー」として紹介されており、言語の壁をアドバンテージに変える独自の芸風が確立されています。