一口に三毛猫と言っても、色の配置や模様の入り方によって多彩なバリエーションが存在します。代表的な種類は以下の通りです。
- スタンダード三毛(三毛):白・黒・茶の斑紋がはっきりと分かれている典型的な柄。
- 飛び三毛(トビミケ):全体の大半が白毛で覆われ、頭部や尾など一部にのみ黒と茶の斑点が小さく点在する柄。
- 縞三毛(シマミケ/トーティ・アンド・ホワイト):黒や茶の部分にトラ柄(タビー)が入っている柄。海外では非常に人気が高い。
- パステル三毛(ダイリュート・キャリコ):遺伝子の希釈作用により、黒がグレー(ブルー)、茶がクリーム色に変化した淡い毛色の三毛猫。
英語圏では、三毛猫全般を「Calico cat(キャリコキャット)」と呼びます。これはインド産の平織り綿布「キャリコ(更紗)」の色鮮やかな斑模様に似ていることから名付けられました。アメリカのメリーランド州では、州の公式ネコ(State Cat)に指定されるほど親しまれています。
日本では古来、三毛猫が「魔除け」や「金運上昇」をもたらすと考えられ、右手を挙げる招き猫(金運)や左手を挙げる招き猫(人を招く)の意匠として生活文化に深く根付いてきました。