「距離の近さ」と「実際に気軽に行けるかどうか」は全く別の問題です。移動時間と渡航手続きの観点から、2026年現在の渡航手段を整理します。
■ 最短時間で行ける海外:韓国(福岡・対馬ルート)
移動時間において圧倒的なアドバンテージを持つのが韓国です。対馬の比田勝港から釜山港までは高速船(ジェットフォイル等)で約70〜90分。また、福岡空港から釜山・金海国際空港へのフライト時間は実質約40〜50分(離陸から着陸態勢までわずか30分強)であり、国内線の東京〜大阪間よりも短い飛行時間で入国できます。
■ 距離は近いが現在渡航が極めて困難:ロシア
かつて稚内港とサハリン・コルサコフを結んでいた定期フェリー航路は現在運休しており、情勢不安と経済制裁の影響により直行アクセスは完全にストップしています。3.7kmという至近距離にありながら、一般旅行者が国境を越えることは極めて困難な状態です。
■ 観光アクセスが成熟している:台湾
与那国島から台湾への定期直行フェリーは通常運航されていませんが、那覇空港や石垣空港を経由した空路、あるいはクルーズ船による航路が確立されています。直行便を利用すれば、沖縄本島から台北まで約1時間30分で到着可能です。