実際に現地を訪れた旅行者や地元客の証言を検証すると、熱狂的な賛辞とともに、現場ならではの注意点も見えてきます。
「運ばれてきた瞬間、身が完全に透き通っていて皿の模様が見えることに感動した。噛むとコリコリとした小気味よい歯ごたえのあと、濃厚な甘みが口いっぱいに広がる。これまでのイカの刺身は何だったのかと感じるレベル」(30代男性・福岡県在住)
一方で、旅慣れていない観光客からは以下のような戸惑いの声も聞かれます。
「週末の12時に到着したら35組待ちと言われ、結局案内されたのは14時過ぎ。車の中で待つしかなく、予定していた観光スポットを削ることになった。受付システムを事前に調べておくべきだった」(40代女性・関東からの旅行客)
客席の中央に鎮座する巨大ないけすを取り囲むカウンター席や小上がり席の活気は格別で、生簀から網でイカが掬い上げられるたびに店内には心地よい緊張感が漂います。待ち時間の長さに不満を漏らす声はあるものの、料理を口にした瞬間、その不満が納得と満足へと変わる光景が河太郎の日常となっています。