14県が悲鳴…2023年のカメムシ大量発生はなぜ起きた?プロが教える予防策

14県が悲鳴…2023年のカメムシ大量発生はなぜ起きた?プロが教える予防策

14県が悲鳴…2023年のカメムシ大量発生はなぜ起きた?プロが教える予防策についての真相をご紹介します。

なぜ2023年にこれほどまでの大発生が起きたのでしょうか。専門家が指摘する最大の要因は、前年からの暖冬と春先の高気温、そして夏の記録的な猛暑です。カメムシの多くの種類、特にチャバネアオカメムシやツヤアオカメムシは、暖かい冬を越すことで成虫の生存率が飛躍的に跳ね上がります。

山林におけるスギやヒノキの球果(実)が豊作だったことも拍車をかけました。栄養豊富な餌を十分に食べて育った世代が、夏の高気温によって急激に繁殖サイクルを早めた結果、例年を遥かに上回る密度で発生したのです。自然界のわずかなバランスの崩れが、人間社会に及ぼす影響がいかに甚大であるかを物語っています。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。