『銀魂』高杉晋助はなぜ過激派へ?世界を壊す理由と結末の全真相

『銀魂』高杉晋助はなぜ過激派へ?世界を壊す理由と結末の全真相

『銀魂』高杉晋助はなぜ過激派へ?世界を壊す理由と結末の全真相とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

物語の最終盤、物語は最大の局面を迎えます。処刑されたはずの恩師・吉田松陽の正体が、不老不死の力を持つ地球のアルタナの化身「虚(うつろ)」であったという驚愕の事実が判明。かつての盟友たちは、星の破滅を目論む虚を討ち倒すため、長い確執を越えて再び江戸の地で合流します。

松陽の肉体を蝕む不死の呪縛を断ち切るべく、高杉は自らの肉体にアルタナの因子を取り込み、寿命を削りながら戦線へ復帰しました。かつての「攘夷四天王」が再び並び立ち、背中を預け合って強大な敵へ立ち向かう姿は、まさに作中最大のカタルシスでした。

そして迎えた最終決戦。満身創痍となった高杉は、最期に銀時との一騎打ちとも言える交感を果たします。恩師の首を落としたあの日から止まっていた高杉の時間は、銀時の拳と刃によってようやく動き出しました。「俺の魂をくれてやる」――かつての盟友の腕の中で、高杉は世界の破壊者ではなく、一人の侍、松下村塾の塾生としての誇りを取り戻し、静かに息を引き取ったのです。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。