名古屋駅周辺に数ある飲食店の中でも、エスカ店の行列は突出しています。平日のランチタイム(11:30〜13:30)や夕方以降(17:30〜20:00)には30分〜50分待ちが日常化しており、土日祝日や大型連休ともなると最大60分〜90分待ちに達するケースも珍しくありません。
なぜここまで混雑が集中するのか。その理由は「新幹線改札からの圧倒的な物理的距離」にあります。新幹線口(太閤通口)のエスカレーターを下りてすぐという動線上に位置するため、名古屋に降り立った観光客の「最初の選択肢」、そして帰路に就く出張客の「最後の名古屋めし」として選ばれやすい構造になっているのです。店舗スペースの制約上、全35席前後と客席数が限られていることも回転のボトルネックとなっています。
現場のオペレーションは極めて洗練されており、並んでいる最中に注文を取る「事前オーダー制」が敷かれているものの、着席から提供までのリードタイムを含めると、最低でも乗車予定時刻の「1時間半以上前」に並び始めなければ致命的なタイムオーバーになりかねません。