ネットカルチャーの変遷を辿ると、「構文とネット文化の歴史」はテキストから画像、そして短尺動画へと表現形式を移してきました。ここでは代表的な「ミームの元ネタ一覧」と、社会現象となった「猫ミームの元ネタまとめ」を整理します。
まず、国内外で誰もが目にする主要な海外の有名ネットミームには以下のような歴史的傑作があります。
- Distracted Boyfriend(よそ見する彼氏):彼女と手を繋ぎながら別の女性を振り返る男性のストックフォト。選択肢の誘惑を表現する比喩として世界中で何百万回も改変。
- Doge(かぼすちゃん):日本の柴犬の写真にカラフルなComic Sansフォントで内面を綴るフォーマット。後に世界的暗号資産のシンボルへ発展。
- Woman Yelling at a Cat(猫に怒鳴る女性):リアリティ番組の激高する女性と、テーブルで困惑顔を浮かべる白猫(スマッジ)を組み合わせた対比ミーム。
そして2024年以降、SNSを完全に制圧したのが各種の素材を組み合わせた「猫ミーム」です。代表的な素材の元ネタは以下の通りです。
- ハッピー猫(Happy Happy Happy):飛び跳ねる子猫の映像に軽快なBGMを合わせた素材。元はペットショップのケージ越しに撮影された動画が海外で切り抜かれたもの。
- 説教される猫:飼い主から小言を言われてしょんぼりしているように見える猫の映像。ミスをした際の反省シーンの定番。
- チピチピチャパチャパ(Dubidubidu):クリステル・ロドリゲスが歌うチリのポップソングに合わせて首を振る猫の素材。頭から離れないキャッチーさでグローバル拡散。
- 叫ぶヤギ(The Screaming Goat):猫ではないものの、絶望やパニックを表現するアクセントとして猫ミーム動画のクライマックスに頻繁に挿入される定番クリップ。