スーパーの野菜売り場に並ぶ生姜には、年間を通して手に入る「親生姜(囲い生姜)」と、初夏から夏にかけて出回る「新生姜」がある。これらは単に収穫時期が違うだけでなく、水分量や辛味の強さ、香りの質が大きく異なる。
普段私たちが薬味や煮込み料理に使う親生姜は、辛み成分であるジンゲロールやショウガオールが凝縮されており、しっかりとした刺激とコクが特徴だ。一方で新生姜は皮が柔らかく、水分が豊富で辛味がマイルド。甘酢漬け(ガリ)や天ぷら、生食に向いている。管理栄養士の視点からも、体を温める効果を高めたい煮物やスープには親生姜を、フレッシュな食感を楽しみたいサラダや和え物には新生姜を選ぶのがベストとされている。