古宇利オーシャンタワーの魅力は、単に高所から景色を眺めることだけに留まりません。入場ゲートをくぐった瞬間から始まる一連の体験設計が、来訪者の満足度を底上げしています。
まず体験するのが、タワー本館へと続く庭園をゆっくりと登っていく自動運転カートです。南国の亜熱帯植物や色鮮やかな花々が生い茂るガーデンを、電動カートが無人制御で約8分かけて進みます。多言語対応の音声ガイダンスで古宇利島の歴史や神話(沖縄版のアダムとイブ伝説)を聞きながら、徐々に眼下に広がっていくオーシャンビューをオープンエアの車窓から眺める時間は、小さな子ども連れのファミリーやシニア層からも高い支持を集めています。
カートを降りてタワー内に入ると、現れるのが世界中から集められた1万点以上の貝殻が並ぶ「シェルミュージアム」です。ハート型の希少な貝や、宝石のように美しい色彩を放つ巻き貝など、学術的にも価値の高いコレクションが洗練されたライティングで展示されています。貝殻を使ったオリジナルアクセサリーのショップも併設されており、お土産選びの定番スポットとなっています。
エレベーターで上層階へ進むと、2階・3階のガラス張り屋内展望フロア、そして屋上のオープンデッキへと至ります。屋上には記念撮影スポットとして有名な「幸せの鐘」が設置されており、遮るもののない海風を感じながらのパノラマビューはまさに圧巻です。さらに1階のレストラン「Ocean Blue」では、本格的な窯焼きナポリピッツァや、島特産のパインを使ったスイーツを絶景とともに堪能できます。