もし家族や友人が怪しい団体に関わっていると知ったら、どうすべきか。多くの人がやってしまいがちな失敗は、頭ごなしに相手を否定し、説得しようとすることだ。これは逆効果にしかならない。
「騙されている」「目を覚ませ」という言葉は、相手をさらに頑なにさせ、団体の仲間へと逃げ込ませる結果を招く。大切なのは、対話の窓口を閉ざさないことだ。本人が感じている不安や生きづらさに耳を傾けつつ、家族としての愛情は変わらないと伝え続けること。そして、一人で抱え込まずに、全国の消費生活センターや、カルト被害専門のカウンセラー、弁護士などの専門機関に早期に相談することが解決への第一歩となる。