1970年代末、日本中の茶の間を釘付けにしたのがドラマ『3年B組金八先生』(第1シリーズ)でした。三原氏が演じた金八先生山田麗子は、単なる不良少女ではなく、家庭環境に苦悩しながらも仲間を守るために牙を剥く、陰影に富んだキャラクターでした。当時わずか15歳だった三原じゅん子若い頃の目力と凄みのあるハスキーボイスは、瞬く間に視聴者を圧倒しました。
特に視聴者の記憶に焼き付いているのが、教室の片隅で言い放った「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」という衝撃的なセリフです。ネット上では長年「本人のアドリブではないか」「地が出たのではないか」と噂されてきましたが、事実は異なります。後の自著や特番インタビューにおいて、三原氏本人は次のように述懐しています。
「台本を開いたとき、文字通り衝撃を受けました。当時の中学生が使うような言葉ではなかったからです。演出の意図を必死に汲み取り、どうすればリアルな怒りと残酷さが表現できるのか、鏡の前で何度も練習を重ねました」
劇団ひまわりで幼少期から子役として演技の基礎を叩き込まれていた彼女だからこそ、あの緊迫感あふれる名場面が成立しました。当時の三原じゅん子ツッパリ画像を見返すと、鋭角に整えられた眉と意志の強さを物語る眼差しが印象的であり、単なる「ヤンキーブームへの便乗」とは一線を画す表現者としての矜持が窺えます。