面白いことに、このシステムはサイゼリヤ公式が提供しているものではない。有志の個人開発者がメニューデータを駆使して作成したオープンソース的なプロジェクトが発祥だ。公式がやると「宣伝臭さ」が出てしまうが、非公式だからこそ、バグのような組み合わせも「味」として許容される。
企業側もこのブームを黙認、あるいは好意的に捉えている節がある。SNSでの自発的な拡散は、どんな高額な広告キャンペーンよりも高い費用対効果を生み出しているからだ。ユーザーと開発者、そして店舗の三者が、暗黙の了解の上でこの奇妙なエコシステムを楽しんでいる。