複雑に見えるアゲハ蝶の構造を極限までシンプルに分解した、初心者向けの基本3ステップを紹介します。まずは紙とペンを用意して、全体のシルエットから形作っていきましょう。
ステップ1:胴体と羽のベースガイド(骨組み)を描く
最初に細長い胴体(頭・胸・腹)を描き、その左右に「V字」に広がる大きな三角形を描きます。この三角形が前側の大きな羽(前翅:ぜんし)になります。そのすぐ下に、少し小さめの丸みを帯びた三角形(後翅:こうし)を配置します。全体のシルエットが「斜め上を向いたハート型」に収まるよう意識すると、一気にバランスが整います。
ステップ2:アゲハ蝶特有の「尾状突起」と外枠のウェーブを整える
アゲハ蝶最大の特徴である、下の羽からちょこんと突き出た「尾状突起(しっぽのような部分)」を描き足します。さらに羽の外側のラインを直線ではなく、緩やかな波状(フリル状)になぞるだけで、一気に本物らしい優雅さが宿ります。
ステップ3:羽の筋(翅脈)を入れて黒地を塗りつぶす
羽の根元から外側に向かって、木の枝のように放射状のラインを数本引きます。外枠の縁取りを太く塗りつぶし、光が透ける窓のような斑点を残しながら黒く着色すれば、あっという間に完成です。