メイクを始める前に、自分の目元にある影がどのような要因で生じているのかを正確に把握しなければなりません。自己診断は、手鏡ひとつで簡単に行えます。
正面を向いた状態で鏡を持ち、そのまま顔を動かさずに目線だけを上に向けてください。あるいは、手鏡を持った手を斜め上に掲げ、顎を引き気味にして鏡を見上げます。この角度をとったとき、目の下の黒い影が薄くなったり消えたりする場合、それは間違いなく「影クマ(たるみ)」です。上を向くことで目の下の段差に上からの光が直接入り込み、影が消失する物理現象が起きるためです。
一方、上を向いても皮膚を優しく横に引っ張っても色が全く変わらない場合はメラニン色素の沈着(茶クマ)、目尻を軽く引くと色が薄くなるものの青紫っぽさが残る場合は血行不良(青クマ)が疑われます。多くの大人の目元は、影クマをベースに青クマや茶クマが複合的に混ざり合っているため、それぞれの特性に応じた的確な色補正が必要不可欠となります。