ネット検索や掲示板の一部では、奥田民生の辛口な発言を文字面だけで捉え、「二人の間に厳しい上下関係があるのではないか」「奥田民生のいじりが強すぎるのではないか」といった誤解が散見されます。
しかし、これは二人の関係性における最も重要な文脈を見落としています。奥田民生は、誰に対してもフランクである反面、認めていない相手や音楽的に敬意を払えない相手に対してあえて踏み込んだ発言をすることはありません。奥田民生がトータス松本を「ターヘー」と呼び、ステージで激しく突っ込むのは、トータス松本の圧倒的な歌唱力とフロントマンとしての華を誰よりも高く評価している証拠です。
トータス松本自身も「民生くんの言葉には一切の裏表がない。だからこそ一番信頼できる」と公言しています。表面的な言葉遣いだけで判断するのではなく、30年以上の歳月で培われた強固な心理的基盤を理解することが、二人の関係を読み解く鍵となります。