インターネット老人会は何歳から?懐かしの元ネタと文化の真相

インターネット老人会は何歳から?懐かしの元ネタと文化の真相

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「インターネット老人会」というフレーズの明確な発祥は2010年代前半のTwitter(現X)周辺とされ、実年齢が高齢であることではなく、「商用インターネットの黎明期から平成中期にかけてのネット文化をリアルタイムで体験してきたユーザー」を指す自虐的かつ愛着を込めたジャーゴンとして定着しました。

2026年時点のユーザー意識調査やコミュニティの動向を分析すると、インターネット老人会に属する年齢層は大きく3つのフェーズに大別されます。

第1世代は、1990年代後半のダイヤルアップ接続やISDN時代を通過した40代半ば〜50代。この層は通信速度数十kbpsの世界で画像1枚の表示に数十秒を要し、従量課金制の電話代に怯えながらネットサーフィンを行った原体験を持ちます。

第2世代は、ADSLや光回線の普及とともにブロードバンド革命を経験した30代半ば〜40代前半。2ちゃんねる文化の最盛期やFlash動画の爆発的ブームを多感な中高生時代に享受した層です。

さらに近年では、フィーチャーフォン(ガラケー)のパケ放題や携帯CMSを使い倒した20代後半〜30代前半が「平成レトロ老人会」として合流しており、境界線は実年齢よりも「スマートフォン以前の不便なWeb空間を能動的に開拓した経験があるか」という点に引かれています。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。