長年所属した大手芸能プロダクション「ケイダッシュ」からの独立や生活環境の変化も、彼女の周りに大きな波紋を広げた。事務所側もまた、相次ぐ疑惑報道によるリスクを懸念せざるを得ない状況に追い込まれていた。長年にわたって築き上げた強い信頼関係に亀裂が入るなかで、南野陽子は自らの足で立ち直る道を模索し始める。
疑惑が報道されるたび、彼女は過酷なカメラのフラッシュを浴び続けた。それでもなお、関係者やファンへの感謝と謝罪を口にしながら誠実に現場へ立ち続ける姿は、多くの人の胸を打った。そして事件が決定的な局面を迎えた際、彼女は迷うことなく離婚を発表し、過酷な過去との関係を自らの手で断ち切ったのだった。