編集部では、更年期外来を受診しエクエルを処方・推奨された女性たち、およびSNSやコミュニティサイトに投稿された数百件の記録を検証しました。そこから見えてきたのは、劇的な変化ではなく「気がつけば日常の辛さが引いていた」という静かな変化のプロセスです。
都内のIT企業に勤務する49歳の女性は、自著の闘病ノートや知恵袋での相談を経てエクエルを手にした実体験を次のように語っています。
「飲み始めて1ヶ月目は、正直言って1瓶4,000円以上も払ったのに何の変化もなくて騙されたかと思いました。しかし、2ヶ月半を過ぎたある朝、毎朝ベッドから起き上がるたびに痛んでいた右手の人差し指のこわばりが消えていることに気づいたんです。鉛のように重かった首肩の張りも軽くなり、夕方のホットフラッシュでハンカチを手放せなかった回数が激減していました。劇的に効くというより、坂道を転げ落ちるような不調の勢いにブレーキがかかった感覚です」(49歳・会社員)
一方、都内クリニックの更年期外来を担当する産婦人科専門医は、現場の実感をこう補足します。
「患者さんの中には、ホルモン補充療法(HRT)のような即効的なドラマチックさをサプリメントに求めて来院される方がいます。しかし、サプリメントは崩れかけたホルモンの均衡を底上げするサポーターです。最低でも3ヶ月、できれば2〜3瓶を飲み切るまでは評価を急がないでほしいとお伝えしています。また、症状があまりに激しい場合はサプリメントに固執せず、保険適用の医療介入を組み合わせる判断が欠かせません」