スキミング防止ケースを導入したユーザーが最も陥りやすいトラブルが、「SuicaやPASMOを入れたまま改札機にタッチしてもエラーで通れない」という現象です。
当然ながら、スキミング防止ケースはあらゆる電波通信を遮断するため、ケースに入れた状態では改札機のリーダーとも通信できません。交通系ICカードをケースの外側ポケットやスマホケース背面に入れて使いたい場合、今度はスマホ本体から発せられる微弱な磁気ノイズや他のICカードと干渉し、Suicaが反応しないトラブルが頻発します。
この問題を解消するのが磁気干渉防止シート(エラー防止シート)です。スキミング防止シート(電波を完全に遮断する金属層)と、磁気干渉防止シート(スマホのノイズを吸収してICカードの通信を通すフェライト材)は、役割が根本から異なります。
改札をスムーズに通過しつつクレカの安全を保つには、「クレジットカード類はスキミング防止ケースの内側に完全密閉し、SuicaやICOCAなどの交通系カードのみを電波遮断されていない外側ポケットに入れ、スマホとの間に磁気干渉防止シートを挟み込む」というセパレート運用が鉄則です。