もともと「コンサート(Concert)」は、協調や調和を意味するラテン語が語源だ。クラシック音楽やオーケストラのように、複数の演奏者が音を調和させて聴衆に届ける、ややフォーマルな場を指すことが多かった。一方で「ライブ(Live)」は、文字通り「生演奏(Live Performance)」の略であり、ロックバンドやクラブミュージックなど、演者と観客が一体となってその場のノリを作り出す空間を意味してきた。
しかし、日本においては独自の進化を遂げている。海外では「ギグ(Gig)」や「ショー(Show)」と呼ばれるものも、日本では「ライブ」と一括りにされがちだ。この日本特有のニュアンスの違いが、ファンの間で独自のコミュニティ文化を形成する要因にもなっている。