検事の給料は、一般の国家公務員に適用される一般職給与法ではなく、法務省を所管とする「検察官の俸給等に関する法律(検事給与法)」によって明確に定められています。検察官は司法の一翼を担う高度な専門職であり、行政からの不当な干渉を防ぎ公正な捜査を担保するため、身分保障とともに手厚い給与体系(単一の検察官俸給表)が用意されています。
司法試験に合格し、司法修習を修了して検事として任官した場合、まずは「検事15号」または「副検事」等の格付けからスタートします。検事の初任給は月額基本給で約24万〜30万円台となり、これに地域手当や期末・勤勉手当(年間約4.5ヶ月分のボーナス)が加算されるため、1年目の初年度年収は約600万〜650万円に達します。
初任給の手取り額で見ると、税金や共済組合保険料、各種年金などが控除された後で月額約25万〜28万円前後となります。民間企業の初任給平均や公務員一般職(大卒初任給20万円台前半)と比較しても頭一つ抜けた高待遇であり、20代前半から安定した収入基盤が確立されていることが分かります。