暗闇に光を差し込むべく白羽の矢が立ったのが、SSCナポリを33年ぶりのスクデット(セリエA制覇)へ導いた智将、イタリア代表監督スパレッティです。ロベルト・マンチーニの電撃辞任を受けて就任したスパレッティは、選手たちに対して厳しいプロ意識と戦術の柔軟性を要求し、チームの解体と再構築を進めてきました。
現在招集されているイタリア代表メンバー最新の顔ぶれを見ると、インテルやユヴェントス、アーセナルなどで主力を張る新世代への移行が明確です。
- ディフェンスライン:現代屈指のビルドアップ能力を誇るアレッサンドロ・バストーニ(インテル)、高い攻撃力とクロス精度を誇るフェデリコ・ディマルコ(インテル)、リカルド・カラフィオーリ(アーセナル)らが強固なブロックを形成。
- ミッドフィールダー:驚異的な運動量とインテリジェンスで攻守を牽引するニコロ・バレッラ(インテル)を中心に、ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ)らが中盤を掌握。
- フォワードライン:打開力を持つフェデリコ・キエーザに加え、アルゼンチンからの帰化で大きな期待を背負うマテオ・レテギ(アタランタ)が最前線で存在感を発揮。
スパレッティは固定的なシステムを廃し、可変型の3バックおよび4バックを柔軟に使い分けるモダンなポジショナルプレーを導入。これに対し、ワールドカップ予選イタリアネットの反応をSNSや掲示板(5chやX)でリサーチすると、「ようやくモダンフットボールに追いついてきた」「レテギがフィットすれば決定力不足は解消できる」と前向きに評価する声が多い一方、「大舞台のプレッシャーがかかったときに昔の臆病なアズーリに戻るのではないか」「決定打を持つワールドクラスの点取り屋がまだ足りない」と慎重な見方を示す筋金入りのサポーターも少なくありません。