京阪神エリアを走る新快速の多くは、最大編成となる「12両編成」で運行されています。長大な編成であるため、乗り込む位置によって車内設備へのアクセス性が大きく異なります。
日常の利用でとりわけ把握しておきたいのが、新快速のトイレの位置が何号車にあるかという点です。新快速は基本的に「8両編成+4両編成」または「4両編成+8両編成」を連結して12両を構成しています。そのため、トイレは編成の両端および連結付近の車両に分散して配置されています。
確実に覚えておくべきは「1号車(姫路寄り先頭車)」です。1号車には、車椅子対応の大型ユニバーサルデザイン多機能トイレが必ず備え付けられています。また、編成の組み合わせによって「5号車」または「9号車」、さらに京都・米原寄りの「12号車」にもトイレが設置されている場合がほとんどです。長距離区間を移動する際は、事前に乗車位置に近いトイレ号車を把握しておくと不測の事態を防げます。
また、新快速12両編成のドア付近配置には、バリアフリーに特化した設計思想が反映されています。1号車をはじめとする先頭車両や新型の225系車内には、新快速の車椅子スペースおよびベビーカー利用エリアが明確にマーキングされています。
このフリースぺースには座席がなく、車椅子を固定するベルトや手すり、非常通報装置が完備されています。ベビーカー利用者が子どもを乗せたまま乗車できる貴重な空間となっていますが、ラッシュ時は立ち客で埋まりやすい場所でもあります。ベビーカーを広げて利用する場合はストッパーを確実に掛け、混雑度合いに応じて周囲への目配りを怠らないことが現場でのトラブル回避につながります。