Q1:アゲハ蝶の幼虫が出すオレンジ色の角(ツノ)は何ですか?
A1:これは「臭角(しゅうかく)」と呼ばれる器官です。外敵に襲われた際に頭部から突き出し、柑橘系やセリ科特有の強い刺激臭(テルペン類などの揮発成分)を放って鳥やアリを撃退します。
Q2:青いアゲハ蝶を見かけましたが、名前は何ですか?
A2:市街地や公園で青緑の鮮やかなラインが一本通った中型の蝶であれば「アオスジアゲハ」、山間部で翅全体が青緑色に妖しく輝く大型の黒い蝶であれば「カラスアゲハ」または「ミヤマカラスアゲハ」の可能性が高いです。
Q3:幼虫の緑色の姿(5齢)と鳥のフンの姿(1〜4齢)はどうして違うのですか?
A3:成長段階に応じた生存戦略(擬態)の違いです。体が小さく動きの鈍い若齢幼虫期は「鳥の糞」に擬態して捕食者の目を欺き、体が大きくなり葉と同じ保護色をとれる終齢幼虫になると「緑色の葉」に溶け込むカムフラージュへと戦略を切り替えます。