ネット上の掲示板やSNSでは、運転免許更新に関して古い情報や誤解に基づいた噂が飛び交っています。現地でトラブルになりやすい5つの落とし穴を検証し、事実を明らかにします。
落とし穴1:「予約した時間=講習が始まる時間」という勘違い
オンラインで指定する予約時間は、あくまで「受付窓口を通過する時間枠」です。受付後に書類作成、適性検査、写真撮影を経て講習室に入るため、講習自体は受付完了から30〜45分後に開始されます。予約枠ギリギリに到着すると、指定回に間に合わず次の講習回へ回される原因になります。
落とし穴2:「高齢者講習受講済みなら予約不要」という思い込み
70歳以上の一般高齢者講習対象者は、自動車教習所等で事前に「高齢者講習」を修了しているため、センターでの座学講習自体は免除されます。しかし、適性検査や写真撮影、新免許証発行の窓口受付そのものは予約が必要です。「講習を受けないからいつでも行って良い」と誤解して来場し、窓口で戸惑うシニア層が散見されます。
落とし穴3:持ち込み写真による即日交付の不成立リスク
「センターの写真機で撮ると写りが悪い」という理由で証明写真を持参する方が増えています。山梨県総合交通センターでも持参写真での更新は認められていますが、規格(縦3cm×横2.4cm、無背景、顔の比率など)が警察庁基準より厳密に審査されます。ミリ単位の不備で却下されると現場での撮り直しを余儀なくされるほか、持参写真の場合は新免許証の作成に通常より時間を要する点に留意が必要です。
落とし穴4:住所変更・氏名変更を予約なしで併行処理しようとする
更新と同時に引越しによる住所変更や結婚による本籍・氏名変更を行う場合、住民票の写しやマイナンバーカード(券面更新済み)などの公的証明書原本が必要です。書類不備があると更新手続きそのものが保留されます。また、窓口での入力作業が増えるため、所要時間が通常より15分以上伸びる傾向があります。
落とし穴5:マイナ免許証と従来免許証の「併用」に伴うPINコード忘れ
マイナ免許証を選択する場合、暗証番号(4桁の数字)の照合が必要となります。長期間使っておらず暗証番号をロックさせてしまった場合、センター内の窓口ではリセットできず、市区町村役場での再設定が先決となるケースがあります。