監禁から脱出したカーリーは、妹を探しに来た兄ニックと合流。二人は双子ならではの強い絆と機転で、狂気の兄弟への反撃を開始します。逃げ込んだ先は、すべての元凶である「トルーディの蝋人形館」でした。
ニックが館内に火を放ったことで、映画史に残る壮絶なクライマックスの幕が上がります。炎の熱によって、床、壁、階段、そして館内に並ぶ無数の人間蝋人形たちがドロドロに溶け崩れていく中、兄弟との死闘が繰り広げられます。カーリーは執拗に襲いかかるボーの頭部をバットで殴打して撃破。ニックもまた、巨大な刃物で襲い来るヴィンセントの背中を突き刺し、二人は燃え盛る蝋の濁流の中へと沈んでいきました。
建物全体が溶け落ちて完全に崩壊する寸前、カーリーとニックは壁を突き破って脱出に成功。6人の若者のうち、最終的な生存者はカーリーとニックの兄妹2人のみとなりました。
翌朝、通報を受けた警察隊や救急車がアンブローズに集結します。警察の調査によって、アンブローズは10年以上前に製材所が閉鎖されて廃村となり、公式な地図からも抹消されていた事実が明かされます。安堵の表情を浮かべながら救急車に乗せられるカーリーとニック。しかし、そこで警察官が放った一言が凍りつくような戦慄をもたらします。
「シンクレア家には、双子以外にもう一人、3人目の息子がいたはずだ」
去りゆく救急車を森の入り口で見送っていたのは、冒頭で死骸を運んでいたトラックの男レスターでした。彼はペットの犬を連れ、不気味な笑みを浮かべながら救急車を見送っていました。レスターこそがシンクレア家の「第3の兄弟」であり、獲物を町へと誘導する共犯者だったのです。悪夢の元凶はまだ完全に滅んでいないことを突きつけ、映画は幕を閉じます。