石破茂氏と佳子夫人の出会いは、慶應義塾大学の法学部に在学していた学生時代に遡ります。大学の図書館で本を抱えて歩いていた佳子夫人の姿に、石破氏が「こんなにきれいな人が世の中にいるのか」と一目惚れしたのがすべての始まりでした。
石破氏は猛アタックを試み、卒業式の日に「結婚を前提に付き合ってほしい」と勇気を出して告白します。しかし佳子夫人は「結婚を前提にするようなお付き合いはできません」と冷静に固辞。大学卒業後、石破氏は三井銀行(現・三井住友銀行)へ就職し、二人の関係は一度途切れることとなりました。
事態が急変したのは、石破氏が24歳の時でした。父・石破二朗氏(元自治事務次官・鳥取県知事・参議院議員)が急逝。佳子夫人が同級生らと共に香典を贈ったことをきっかけに、石破氏がお礼の電話をかけたことで交流が再開します。悲しみに暮れる石破氏を優しく励まし支え続ける中で愛を育み、1983年9月に晴れてゴールインを迎えました。