伊豆長岡温泉は、古くからの歴史を持つ「古奈温泉」と、明治期に開かれた「長岡温泉」が合併して誕生した温泉地です。南山荘が位置する古奈地区は、源頼朝が伊豆配流時代に入湯したとも伝えられる伊豆三古湯の一つに数えられます。
南山荘の温泉は、泉質名「アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)」。無色透明でクセがなく、肌に吸い付くようなまろやかな感触が特徴です。pH値が高く、古い角質を優しく落とす美肌の湯として知られ、湯上がりの肌は驚くほどしっとりと整います。刺激が非常に少ないため、長湯をしても湯あたりしにくく、心身の緊張を深部から解きほぐしてくれます。
大浴場には岩を配した風情ある露天風呂や趣深い内湯が備わっており、山裾の木々を揺らす風を感じながら湯浴みが楽しめます。なお、検索需要の高い「日帰り温泉」の利用可否についてですが、2026年現在は宿泊客の静穏な環境保持を最優先としているため、日帰り入浴の受け入れは原則として休止、あるいは特定期間の事前確認制となっています。南山荘の湯を確実に堪能したいのであれば、宿泊での予約を選択するのが確実です。