Q1:草薙の剣の実物は一般人でも見ることができますか?
A1:一切見ることはできません。熱田神宮の最深部にある御神体は、宮司を含む神職であっても視認することは禁じられており、何重もの神聖な覆いと唐櫃に封印されています。皇居に安置されている形代についても同様で、天皇陛下ご自身も直接目にすることはありません。
Q2:壇ノ浦で海に沈んだ剣と、熱田神宮の剣はどちらが本物ですか?
A2:熱田神宮に祀られているのが神話時代から続く「本体(実物)」です。壇ノ浦の戦いで安徳天皇と共に入水・沈没したのは、宮中に祀られていた「形代(分身)」です。したがって、本体である草薙の剣が海に沈んだわけではありません。
Q3:なぜ「見てはいけない」という厳しい掟があるのですか?
A3:神道では神の姿そのものを肉眼で捉えることを「畏れ多い不敬」とし、神聖な力を損なうケガレの行為とみなします。不可視であること自体が神の絶対性の証であり、人間の視覚による限定を拒絶するために厳格な秘匿が守られています。
Q4:熱田神宮を参拝すると呪われたり祟られたりする心配はありますか?
A4:通常の参拝で祟られる心配は一切ありません。熱田神宮は国家鎮護や厄除け、開運の強力なパワースポットとして広く崇敬されています。「祟り」や「呪い」は、神域を冒したり御神体を覗き見ようとしたりする不届きな行為に対する戒めとして語り継がれているものです。