ネット上の情報で最も大きな誤解は、「USS東京の落札相場=自分が乗り出せる総額」と錯覚してしまう点にあります。
オークションのセリで表示される落札金額は、あくまで車両本体の原価に過ぎません。実際に自分のガレージに運ぶまでには、オークション会場への落札手数料、出品店へのリサイクル預託金相当額、自動車税未経過相当額、陸送費用(野田市からの距離に応じて数万〜十数万円)、代行手数料、予備検査費用、車検取得諸費用、名義変更代行費用などが雪だるま式に加算されます。
結果として、大衆車や200万円前後のボリュームゾーンの車では、諸費用をすべて足し上げると「近所の優良中古車店で保証付きで購入する総額と数万円しか変わらなかった」という事態が頻繁に起こります。「安く買える」という幻想に囚われるあまり、現状渡しという巨大なリスクに対する対価を見誤ってしまう構造がここにあります。