大原麗子さんが晩年を過ごした自宅は、東京都世田谷区岡本3丁目の閑静な高級住宅街にありました。砧公園や多摩川にも近いこのエリアは、都内でも屈指の著名人や実業家が居を構える邸宅街として知られています。
敷地面積は約100坪(約330平方メートル)を誇り、地上2階・地下1階建ての瀟洒な白亜の洋風建築でした。大原さん自身の強いこだわりが随所に反映され、特注の螺旋階段や輸入家具、開放感あふれる吹き抜けのリビングなど、まさにトップ女優のステータスを象徴する壮麗な城でした。しかし、この広大で豪華な空間が、皮肉にも晩年の彼女の孤立感を深める要因の一つとなっていったのです。