編集部が教習所卒業生および現役教習指導員へ行ったヒアリングや、各種コミュニティに寄せられた生の声から、入校式当日に起きやすいリアルなトラブルと現場の実態が見えてきました。
最も厳格に対処されるのが「教習所 入校式 遅刻」です。公的機関の指定を受けた教習所では、公安委員会の指導方針に基づき、授業時限の厳密な運用が義務付けられています。SNSや口コミでも「電車遅延で5分遅れただけで入校式会場に入れず、翌週に回された」「1分遅刻しただけで学科1の受講を拒否された」という報告が多数寄せられています。
教習所の学科教習は「50分間着席して受講すること」が法律で定められており、1分でも遅刻すると1時限分として認められません。入校式に遅刻した場合、オリエンテーションだけでなく同日に組まれている適性検査や先行学科1も受講できなくなるため、教習開始日が数日から1週間以上ずれ込むリスクがあります。
また、教室内の雰囲気について「周囲が知り合い同士ばかりで浮いてしまうのではないか」と不安を抱く受講生も多く見られますが、実態としては受講生の7割以上が単独(1人)で参加しています。教習所は大学や専門学校のようなグループワークを行う場ではなく、個人のペースで技能・学科を進める施設であるため、孤独感や人間関係を過度に気にする必要はありません。