近年の気候変動に伴い、局地的な大雨や急な突風が増加している。農林水産省の気象災害データを見ても、強い風雨による作物の損壊リスクは年々上昇傾向にある。特に葉が大きく育つキュウリは、面で風を受けて倒れやすい。
倒伏を防ぐ最大のポイントは、地中に差し込む深さと筋交い(すじかい)の設置だ。地面への挿入深さは少なくとも30cm以上を確保し、中央部に斜めの支柱を1本追加するだけで、耐風性は劇的に向上する。さらに、下部の風通しを確保することでうどんこ病や褐色斑点病などの発生を抑える効果があり、効果的な病害虫対策としても機能する。