伝説の神曲が今サブスクで復活!アニソン黄金期を揺るがした裏側

伝説の神曲が今サブスクで復活!アニソン黄金期を揺るがした裏側

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アニメ作品と音楽がこれほどまでに不可分な一体感を見せた例は、音楽史を見渡しても他にない。その最前線に立っていたのが、TVアニメ第2期として放送された『けいおん!!』と、麻枝准が手がけた『Angel Beats!』だ。劇中バンド「放課後ティータイム」が放ったシングル「GO! GO! MANIAC」と「Listen!!」は、オリコン週間ランキングで1位・2位を独占するという史上初の快挙を成し遂げた。超高密度なコード進行とテクニカルなバンドサウンド。アニメの劇中歌という枠組みを軽々と超え、本格的なオルタナティブ・ロックとしての完成度が音楽プロデューサーたちを慄然とさせた。

一方、『Angel Beats!』の劇中バンド「Girls Dead Monster」からは、後にグローバルなポップアイコンとなるLiSAが圧倒的な存在感を放って世に躍り出た。過酷な運命と抗う少女たちの心情を託された「Crow Song」や「Thousand Enemies」の鋭利なギターリフは、当時のロックキッズたちの心を一瞬で撃ち抜いた。スタジオ現場では、極限までエモーショナルなボーカルを引き出すため、幾度となくテイクが重ねられたという。劇中の虚構と現身のアーティストが奇跡的なシンクロを果たしたこの瞬間こそ、後のフェス文化を牽引するハイエナジーな楽曲スタイルの決定的な雛形となった。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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