『トイ・ストーリー』シリーズ初期から活躍してきたグリーンアーミーメンですが、2019年公開の『トイ・ストーリー4』では本編のメインストーリーに登場しません。この不在をめぐり、一部のファンの間では「捨てられて壊れてしまったのではないか」「アンディに踏まれて全滅したのでは」といった死亡説まで飛び交う事態となりました。
結論から言うと、彼らが死亡・破損したという説は完全な誤解です。『4』に登場しなかった明確な理由は、前作『トイ・ストーリー3』のストーリー展開にあります。
『3』の冒頭、大人になったアンディが進学を控え、おもちゃの処分が現実味を帯びた際、軍曹率いる部隊は「おもちゃの数が減っていく現状」に強い危機感を抱きます。ゴミ袋に入れられて廃棄されるリスクを回避するため、彼らは自らアンディの部屋を出て、パラシュートを使って脱出する道を選びました。
その後、映画のエンドロールにおいて、彼らは物語の舞台となったサニーサイド保育園へ無事に着地。バービーとケンが新たに築いた平和な保育園で温かく迎え入れられ、子どもたちと遊ぶ新たな任務に就いている姿が公式に描かれています。つまり、彼らは悲惨な最期を迎えたのではなく、サニーサイド保育園で新たな生活を送っているためボニーの家を舞台とする『4』にはいなかったというのが公式の設定です。
また、長年原語版声優を務めたR・リー・アーメイが2018年に逝去したこともあり、制作陣がキャラクターの功績と役者の死に敬意を払い、無理に出演させずサニーサイドでの平和な余生を守ったという制作上の配慮も窺えます。