自衛隊の階級別給料格差を暴く!将官から士の手取りとリアルな手当

自衛隊の階級別給料格差を暴く!将官から士の手取りとリアルな手当

自衛隊の階級別給料格差を暴く!将官から士の手取りとリアルな手当にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

同じ階級、同じ号俸であっても、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊のどこに所属するかで隊員の「サイフ事情」は劇的に異なる。その格差を生むのは、生活環境と手当の構造だ。

圧倒的な貯蓄力を誇ると言われるのが海上自衛隊の艦艇・潜水艦部隊だ。一度長期航海に出れば、数週間から数カ月間にわたり寄港地以外でお金を使う機会が物理的に消滅する。その間にも乗組手当や航海手当が着実に積み上がるため、若い隊員の間では「航海から戻ったら通帳の数字が跳ね上がっていた」という現象が日常茶飯事となっている。

対照的なのが航空自衛隊だ。基地の多くが地方都市や郊外の好立地に位置しており、戦闘機パイロット以外の地上勤務員は一般的なサラリーマンに近い生活リズムを送る。休日には街に出て消費活動を行う機会が多いため、海自のような「強制的な貯蓄」は起きにくい。

陸上自衛隊は全国津々浦々の駐屯地に展開し、演習場での過酷な野営訓練を日常的にこなす。山中での訓練では手当の加算額こそ海空の特殊手当に及ばないものの、駐屯地周辺の生活コストの低さと営内生活の組み合わせにより、堅実な資産形成を行う隊員が目立つ。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。