デザイン素材を扱う上で最も慎重になるべきなのが、権利関係とダウンロード元の選定です。ネット上では「花明朝体 無料ダウンロード」といった検索ワードが飛び交っていますが、安易なクリックには大きな落とし穴が存在します。
現在流通している花明朝系フォントの多くは、個人のフォント作家や専門のインディーズベンダー(BOOTHや公式サイト等)から配布・販売されています。無料版が用意されている場合でも、「個人利用(非商用)のみ無料」「商用利用は有料ライセンスの購入が必要」という条件分岐が設定されているケースが一般的です。YouTubeの収益化動画、同人誌の即売会頒布、クライアントワークのバナー作成などに使用する際は、必ず同梱の利用規約(テキストファイルや規約ページ)を精読しなければなりません。
さらに警戒すべきは、海外の無断転載フォントまとめサイトです。正規のフォントファイルを無断コピーして無料配布している悪質サイトでは、ZIPファイル内にウイルスや不正スクリプトが仕込まれている危険性があります。フォントの導入は必ず制作者本人の公式Webサイト、BOOTH、または公式ライセンスを扱う信頼のおけるプラットフォームから行いましょう。