学校選びにおいて偏差値と同じく見落とせないのが、通学環境や学費、日々の生活実態です。ネット上の掲示板や知恵袋などでは「通学の激坂が過酷」「学費が高額なのでは」といった噂が散見されます。
実際の学費は、初年度納入金(入学金・授業料・施設費等)でおよそ100万円〜110万円前後、2年次以降は年間70万円〜80万円程度で推移しており、首都圏の私立中高一貫校の平均値とほぼ同等です。寄付金の強制などもなく、教育内容と広大なキャンパス環境に照らし合わせれば極めて良心的な水準と評価されています。
保護者や在校生の手記から浮かび上がるリアルな実態として、以下の要素が挙げられます。
「大船駅から学校へと続く『栄光坂』は、毎朝の登校だけで足腰が鍛えられるタフな道のりです。しかし、門をくぐると木造の温もりを活かした開放的な新校舎と、遮るもののない広大な運動場が広がっており、息子の表情が生き生きと変わるのを感じます」(在校生保護者の手記より)
「制服はありますが、校内ではほとんどの生徒が体操着で授業を受けます。着飾る文化が一切なく、互いの個性を認め合う空気があります。一方で、宿題や課題をサボっても細かく叱責されないため、自分で自分を律せないと学業成績があっという間に低迷する厳しさも併せ持っています」(卒業生への取材より)