ネット上の簡易的な解説動画などで見落とされがちなのが、「生地の厚みと結び目の大きさの相関関係」です。「どんなスカーフでも同じ結び方で綺麗になる」という言説は誤解であり、厚手シルクツイルでフルリボンを結ぶと結び目が拳大に膨らみ、首が短く見えてしまう逆効果を招きます。
大判で厚手の生地を扱う際は、リボンを完全に結び切らず、一度だけ交差させてリングを通すか、先述の片リボン結びでボリュームを逃がすのが鉄則です。逆に薄手のシフォンやシルクローン素材であれば、ふんわりとしたダブルリボンにすることで貧相にならず、理想的なエアリー感を演出できます。