「軽自動車にするか、コンパクトカーにするか」という悩みは、エントリー層からシニア層まで最も多く寄せられる相談の一つです。判断の分水嶺は、乗車人数と高速道路の利用頻度にあります。
ホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」に代表されるスーパーハイト系の軽自動車は、室内高1,400mm前後を確保しており、小さな子どもが車内で立って着替えられるほどの広さを誇ります。さらに後席両側電動スライドドア、低床ステップ、シートアレンジの多彩さなど、日常の使い勝手においてはリッターカー以上の利便性を発揮します。
一方、トヨタ「ヤリス」や日産「ノート」といった最新コンパクトカーの強みは、車体剛性の高さとハイブリッドシステムの完成度です。WLTCモード燃費で30km/Lを超えるモデルも多く、年間走行距離が15,000kmを超えるようなロングツアラーの場合、ガソリン代の差額で軽自動車との税額差(自動車税種別割:軽10,800円に対し、1.0L以下25,000円/1.0L超〜1.5L以下30,500円)が大幅に縮まります。