Q1:国公立薬学部の倍率はどれくらいですか?私立より受かりにくいですか?
A1:一般選抜前期日程の実質倍率は約2.5〜4.5倍、公立中期日程などでは5〜10倍以上に達することもあります。私立大学のように複数日程の乱れ打ち受験ができないため、1回の試験で確実に高得点を叩き出す精神力と記述力が要求され、実質的な合格難易度は私立上位校よりも一段と高くなります。
Q2:文系からでも国公立大学薬学部に合格できますか?
A2:極めて困難です。国公立薬学部の入試では、共通テストで理科2科目(物理・化学または化学・生物)、二次試験でも数学IIIや理科記述試験を課す大学が大多数を占めます。理系選択者としての高度な数理的バックグラウンドが必須条件です。
Q3:6年制を卒業して製薬企業の研究職に就くことは可能ですか?
A3:可能です。ただし、製薬大手の創薬研究職は4年制から大学院(修士・博士)へ進学した修了者が採用の中心となるケースが多いのが現状です。6年制出身者は、臨床開発(CRA・開発企画)やメディカルアフェアーズ(MA)、病院担当MRなどの領域で高い専門性を発揮して活躍しています。
Q4:国公立薬学部で留年する学生はどのくらいいますか?
A4:大学によって異なりますが、一般的に国公立大学薬学部のストレート卒業率は80%〜90%前後です。私立大学の一部(ストレート卒業率50〜60%台の大学も存在)と比較すると留年率は大幅に低く、丁寧な個別指導と学生の高い基礎力により、大半の学生が6年間で卒業・国家試験合格を果たしています。
Q5:地方国公立薬学部から大都市圏の大手企業へ就職できますか?
A5:十分に可能です。国公立薬学部のブランド力と質の高い研究実績は、東京や大阪に本社を置く大手製薬企業・メガファーマの人事部からも極めて高く評価されています。地方であっても就職活動で不利になることはほとんどありません。