「昔よく泊まった全日空ホテル大阪が見当たらない」「予約サイトで検索しても出てこない」という疑問を抱く利用者は後を絶ちません。その最大の理由は、2008年10月に実施された大規模なリブランドにあります。建物が取り壊されたわけでも事業から完全撤退したわけでもなく、グローバル展開を見据えた「ANAクラウンプラザホテル大阪」への名称変更が行われたのが真相です。
それにもかかわらず、「閉館」「解体」「建て替え」という憶測が流布した背景には、大阪・堂島エリア一帯で進行した劇的な都市再開発が関係しています。近隣に位置していた老舗「堂島ホテル」が2016年に閉館し、超高層複合ビル(Brillia Tower 堂島)へ建て替えられたことや、うめきた2期(グラングリーン大阪)の開発熱が重なった結果、一般の宿泊客の間で「堂島の全日空ホテルも建て替えで無くなったのでは?」という誤解が生じました。
2026年現在も、堂島川のほとりに立つ地上24階建ての堂々たる白いタワーは健在であり、客室数478室を誇るフルサービスホテルとして国内外のエグゼクティブや観光客を迎え入れています。