ネット上の一部コミュニティでは「ブレベミルクは低糖質だからダイエット中に飲める」という言説が散見されます。しかし、この解釈には重大な栄養学的落とし穴が存在します。
確かに、生クリームは牛乳に比べて乳糖(糖質)の割合がわずかに低く、極端な糖質制限を行う「ケトジェニックダイエット(高脂質・超低糖質食)」を実践している層にとってはエネルギー源になり得ます。しかし、一般的なカロリー制限ダイエットを行っている人にとって、ブレベミルクは最も太りやすい選択肢です。
脂質は1gあたり9kcalと、炭水化物やタンパク質(1gあたり4kcal)の2倍以上のカロリー密度を持ちます。ブレベミルクをトールサイズで摂取した場合、脂質だけで40g以上(成人女性の1日推奨摂取量の約70〜80%)を一気に体内に取り込む計算になります。消費カロリーが摂取カロリーを下回らない限り、過剰な脂質は中性脂肪として体内に蓄積されるため、「糖質が低いから太らない」と過信して日常的に飲むのは極めて危険と言わざるを得ません。