「なぜ出場国を48カ国にまで増やしたのか」という疑問に対し、ワールドカップ出場枠拡大の真相には明確な経済的・政治的力学が存在します。FIFA(国際サッカー連盟)が発表した中期事業計画によると、出場枠拡大による放映権料やスポンサー収入の劇的な増加が見込まれており、大会収益は過去最高規模の110億ドル(約1兆6500億円以上)に達すると試算されています。また、アジアやアフリカなどこれまで本大会出場が難しかった発展途上地域の出場枠を増やすことで、世界規模でのサッカー市場開拓とFIFA内の政治的求心力を強める狙いがあります。
新レギュレーションでは、4チームずつ12のグループに分かれてグループステージを戦います。各組上位2チーム(計24チーム)に加え、3位のうち成績上位8チームが決勝トーナメントに進出します。これにより、決勝トーナメントは従来のベスト16(ラウンド16)の手前に「ラウンド32」が新設され、優勝までに戦う試合数は従来の7試合から8試合へと増加しました。