国内のシンクタンクや大手広告代理店が実施している意識調査によると、日本の性的マイノリティの割合は約8.9%〜9.7%(およそ10人に1人)と報告されています。これは左利きの人や、血液型がAB型の人の割合に匹敵する数字です。
昔の調査でこの数値が極端に低かったのは、アンケート調査においてすら「同性愛者である」「自認する性と身体の性が一致しない」と回答することに強い警戒感や恐怖心があったためです。調査手法がオンラインの匿名アンケートへ移行したこと、そして「LGBTQ+」という用語の認知度が9割を超えたことで、正確な統計データとして実態が浮き彫りになってきました。歴史を振り返れば、日本でも江戸時代以前から同性愛や多様な性表現は広く存在しており、現代になって突然発生した現象ではないことが分かります。