イーロン・マスクによる買収以降、急速な機能改善と仕様改変を続けているX Corp.のプラットフォームでは、ダイレクトメッセージの取り扱いに関して独特の注意が必要となる。
Xにおけるメッセージ削除は、長らく「自分の画面上からのみ非表示にする」という仕様がベースとなっていた。現在実装されている送信取り消し機能においても、送信からの経過時間やアカウントのステータス、利用しているクライアントアプリのバージョンによって相手側の画面から消去できるか否かの条件が変動する。
特に相手がサードパーティ製のクライアントや外部のアーカイブ連携ツールを利用している場合、サーバー側で取り消しリクエストが処理されてもローカルキャッシュとして文面が残ってしまうケースが報告されている。送信ボタンを押した直後の数秒間が勝負となるが、相手がすでに画面を開いている状態での誤送信は挽回が難しいのが現実だ。