新車市場における日産リーフの商談現場を取材すると、値引きに対するディーラー側のスタンスには明確な変化が見られます。発売から年数が経過した現行モデルは基本設計の熟成が進んでいる一方、各社から最新EVが続々と投入されているため、販売現場では販売台数維持に向けたインセンティブが強く働いています。
全国の日産系販売会社(日産プリンス、日産サティオ、日産自動車直営店など)の成約データによると、現在の日産リーフ値引き相場は車両本体から20万〜30万円前後、ディーラーオプションから5万〜15万円前後の合計25万〜45万円が標準的な目安です。
一方で、販売会社が年間販売目標の達成に注力する決算期(本決算の3月・中間決算の9月)や、特定店舗の月間ノルマ直前では、車両・オプション合計で50万〜60万円規模の値引き限界を突破した事例も報告されています。特に大容量バッテリーを搭載した上級グレード「e+」シリーズは車両本体価格が高いため、値引き額の絶対値を大きく引き出しやすい傾向にあります。