植草学園大学の教育的支柱となっているのが、発達教育学部における「インクルーシブ教育」の実践です。千葉県内だけでなく関東一円において、特別支援学校の教員採用試験で毎年多数の合格者を輩出しています。一般的な大学の教育学部では「小学校免許のついで」に取得されることの多い特別支援学校教諭免許ですが、同大では1年次から障害児教育の基礎や発達支援の専門スキルを段階的に習得する仕組みが整えられています。
一方、保健医療学部理学療法学科では、単に動作機能を回復させるだけでなく、小児リハビリや発達障害児への支援まで視野に入れた独自のカリキュラムが組まれています。千葉市中央区椿森の学園本部周辺に位置する附属弁天こども園や千葉駅保育園、大学直属の地域共創ケアセンターといった関連機関と密接に連携し、現場と教室を往復するリアルな実習環境が提供されています。
こうした実学直結の教育スタイルが、医療法人や自治体教育委員会からの高い信頼につながっています。一般企業のような景気変動に左右されにくく、就職実績において毎年ほぼ全員が進路を決定している点は、大手総合大学の文系学部にはない決定的な強みといえます。