フロスはどこまで入れる?歯茎の痛みを防ぐ正しい深さと通し方

フロスはどこまで入れる?歯茎の痛みを防ぐ正しい深さと通し方

フロスはどこまで入れる?歯茎の痛みを防ぐ正しい深さと通し方について見逃せない 注意点を厳選して解説いたします。

フロスに関する情報の中には、極端な思い込みによる誤った使用法も見受けられます。正しい口腔管理のために知っておくべき2大ポイントを整理します。

「1日3回毎食後」はやりすぎ?適切な頻度は1日1回

「やればやるほど良い」と考え、1日に何度も過度な力でフロスを通す方がいますが、これは歯肉退縮を招くリスクがあります。プラークが成熟して毒素を出し始めるまでに約24〜48時間かかるため、フロスは1日1回、就寝前の歯磨き時に時間をかけて丁寧に行うのが最も合理的です。就寝中は唾液の分泌が減少し細菌が爆発的に繁殖するため、寝る前の除去が最も効果的です。

歯間ブラシとデンタルフロスの明確な使い分け基準

「歯間ブラシを使っていればフロスは不要か」という質問も多く寄せられますが、両者が担当する清掃領域は全く異なります。

  • デンタルフロス:歯と歯が直接触れ合っている「接触面」から「歯肉溝」の清掃を担当。全年齢・すべての歯間に必須。
  • 歯間ブラシ:加齢や歯周病によって歯茎が下がり、歯と歯の根元に「三角形の隙間(ブラックトライアングル)」が空いている部分の清掃を担当。

隙間が狭い健康な歯間に無理やり歯間ブラシをねじ込むと、健康な歯間乳頭(三角形の歯茎)が破壊されてしまいます。隙間がない部位にはフロス、広がりがある部位には歯間ブラシという適材適所の併用が不可欠です。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。